フリーページ : 味噌汁の豆腐のサイズを大きくしてみよう。

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 ななかまキッチンでは、豆腐については普段、木綿豆腐を使っています。絹ごし豆腐というのはほとんど使いません。理由はといえば、なにせ、食った気がしないんで、この絹ごし豆腐というのは、、最近では、特に価格の安いものになると単に薄い豆乳を固めただけという感じの全く味気ないものもあって、汁鍋の中でおたまを回したらことごとくつぶれてしまったなんてこともよくあります。食べた気がしないという料理はやはり出したくないものです。どっかの定食屋のなんとか軒の冷奴じゃないが、カステラの切り落としみたいな形のそれこそ、ぱかっと口に入れて飲み込んだらおしまい!みたいな奴では、たとえ小皿の付け合せといえどむなしい帰り道であります。まあ食った気がしないといえば、小骨をよけるだけで疲れ切ってしまう小アジの開きとか他にも少なからずありますがね。

 で、もともと味が淡泊な豆腐といえど、やっぱり食べた気がしないとね、というわけで、味噌汁の豆腐なんですが、どこか基準になるいいサイズはないか、と思い巡らしていたところ出てきたのがまあこれ。いまや、店頭では見ることのできない懐かしい「明治サイコロキャラメル」ですが、昭和の時代のサイズは27mm×27mm、これだとさすがにでか過ぎましてちょっと難あり、、で、平成になって販売サイズは25mm×25mmとなって、これはなかなかインパクトのあるいいサイズですな、汁の中にもなんとか収まりそうです。ただまあ、汁ものの豆腐もここまでのサイズになると、見た目の心地というか、料理としての気品の問題も出てくるでしょうし、味わい的にも汁が主役か具が主役かわからんようなことにもなって、日本の味噌汁文化をいささか取り乱しているような気もしないではありませぬがな、、。いかがでしょう?